NTTインテリジェント企画開発株式会社(以下NTT-IPD、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:真木英男)では、従来から環境マネジメントシステムISO14001の取組みとして、節電に向けた様々な活動を全社的に行なっていますが、特に消熱塗料や遮熱フィルムなどの効果検証は自社に導入し、データ収集と分析を行うなど、お客様の要望を伺いながら用途や業態、構造、規模等に応じて最適商材を組み合わせて提案してきました。
オフィスの企画・設計・施工・維持管理を主要業務とするNTT-IPDでは、この度、事務所や工場等に欠かすことのできない空気調和設備(以下、空調設備)の熱交換器効率を高め、空調設備にかかる年間消費電力の大幅削減とCO2削減に貢献する「消熱塗料を活用した空調設備の節電対策」について、本格営業を開始します。
<消熱塗料ネオコート>
個別空調設備は室外機と室内機で構成されており、室外機は建物屋上等の外部に設置されていますが、この室外機の温度上昇を抑制することで熱交換器の効率低下が防止できます。その対策として、自社で実施した実証実験で効果が確認された消熱塗料「ネオコート」の活用を選択しました。
消熱塗料「ネオコート」は、太陽の熱を運動エネルギーに変えて熱を消し、塗装面が汚れても消熱成分は働き続けるため、温度の上昇を抑制する効果は継続し、また5℃から25℃の間の温度には反応しないという性質を持つため、気温が低くなる冬場は消熱成分が働かない。つまり、一般的な遮熱塗料のような冬場の暖房負荷が大きくなるような問題もありません。これにより、消熱塗料を室外機本体のパネルや設置箇所周辺の床に塗布することで、室外機の温度上昇の抑制を図り、空調設備の熱交換効率の低下を防止することが出来ます。
<実証実験で効果を確認>
9月中旬、約2週間に渡って通信ビル(神奈川県川崎市)で行なった実証実験では、屋外機の下のコンクリート床に消熱塗料を塗布しましたが、塗布しないコンクリート床とは9℃もの温度差が検証されました。
一般的には、外気温度が30℃を超えるような猛暑の場合、空調機周辺の温度は場合によって40℃近い高温となることがあり、熱交換ができなくなっていることがありますが、室外機周辺の温度上昇を抑制することにより、熱交換効率が10~15%ほど向上し、消費電力を最大5%程度低減することが期待できます。
この消熱塗料により、空調設備にかかる負荷も減り、空調設備にかかる電力消費量の削減及びCO2削減に大きく貢献できるものと考えています。
<工事費>
標準的な場合、4,000円/㎡
<今後の予定>
NTT-IPDでは、当面、東京、神奈川、千葉、埼玉の首都圏エリアを中心に消熱塗料の営業強化を行い一千万円の売り上げを目標としていますが、対象となる空調設備は、企業全体で膨大な数が推測され、今後も計画停電の継続や企業等への電力総量規制の実施が検討される中、容易に節電効果が図られる消熱塗料による室外機の高温対策需要に大きな期待をしています。
<本件に関するお問合せ先>
NTT-IPD 第二トータル・オフィス・ソリューション事業部
設備部門 下山 03-5823-2645




